インフューズド=成分を侵出させた
という意味の侵出油

 

ハーブティー(お湯)では抽出されないハーブの脂溶性成分(カロテノイド、ビタミンA、D、E、K、など)を、植物油に浸け込む方法…温めずに抽出する「冷侵法」または温めて抽出する「温侵法」により、効率よく抽出させることができます。

 

今回は先日作ったチンキと同じもので試してみたく…マロウブルー以外のローズヒップ、カモミールジャーマン、ネトル、ラベンダー、ヒースの5種類30mlずつ、冷侵法で作ってみました。(温浸法も後述)

(多く作りたい場合は、例:植物油100〜150mlに対しハーブ5〜10g(目安))

 

■用意するもの

◆ドライハーブ3g(目安)…生活の木のものを購入しました。

◆キャリアオイル(植物油・下記参照)30ml

◆ビーカー…ビーカーや瓶、ガラス棒などはよく消毒してご使用ください。 

◆密閉容器(保存瓶) 

◆ガラス棒

◆茶こし・ガーゼまたは珈琲フィルターやキッチンペーパー…ハーブを取り除く際に使用します。

◆ラベルシール

◆温侵法では鍋とお水…湯せん用

 

参考までに今回使用したドライハーブ

ヒース3g

ラベンダー3g

ネトル3g

ローズヒップ5g

カモミールジャーマン3g

 

■作り方常温で長時間浸けこむ冷浸法」

花や葉などの繊細な部分から抽出する場合に向いており、熱に弱い成分も破壊されずにオイルに残ります。

〔閉容器にドライハーブを入れます。

↓,某∧油をハーブが完全に浸るように注ぎ入れ、しっかり蓋を閉めます。
▶ハーブが完全に浸ることで、空気に触れず、酸化防止や雑菌の繁殖防止になります。

ラベルに使用したハーブ、作成日を記入し瓶または蓋に貼ります。

す皺溝深勝直射日光を避け、2〜3週間おきます。
▶成分がより抽出されやすいように1日1回、瓶を振り混ぜ合わせます。
▶日光によりハーブの有効成分が分解されてしまうため、直射日光を避けます。

2〜3週間後…ハーブの成分が十分に抽出されたところで、ハーブを取り除きます。
▶ビーカーまたは保存瓶の上に茶こしをのせてガーゼを重ねるまたは珈琲フィルターやキッチンペーパーで、こします。
▶場合によってはガラス棒などで、ハーブをよく絞ります。
▶保存瓶は、遮光瓶または紙を貼るなどして遮光できるものを用意し、最後にラベルシールを貼ります。

 

■作り方「精油成分(香り)を素早く取り出したい場合は温浸法」

根・果実・茎などの硬いものから抽出する場合やラベンダーやジャスミン、ローズマリーなど香りを引き立たせたい場合に向いています。​

‖冉容器(瓶やボウルなど)にハーブを入れます。

↓,某∧油をハーブが完全に浸るように注ぎ入れます。
▶ハーブが完全に浸ることで、空気に触れず、酸化防止や雑菌の繁殖防止になります。

水を入れた鍋を火にかけ、△鯏鬚擦鵑砲けます。
▶︎蓋つきの瓶であれば、香りがとばないように、または湯気や水分が入らないように蓋を「軽く」乗せます。
▶︎蓋を閉めて密閉しますと、容器の中の空気が膨張して危険なので、「軽く乗せる」だけにしてください。

せ々ガラス棒などでかき混ぜながら、30分以上〜1時間程度湯せんします。

ゥ蓮璽屬寮分が十分に抽出されたところで、ハーブを取り除きます。
▶ビーカーの上に茶こしをのせてガーゼを重ねるまたは珈琲フィルターやキッチンペーパーで、こします。
▶場合によってはガラス棒などで、ハーブをよく絞ります。

Νイ冷めたら密閉保存容器に移します。
▶日光によりハーブの有効成分が分解されてしまうため、直射日光を避けます。(遮光瓶または紙を貼るなどして遮光)
▶ラベルシールを貼ります。

 

■注意など

□火気、直射日光、高温多湿を避け、ペットや小児の手の届かない場所に保管してください。
□保存期間は約3ヶ月となります。
□ご使用の際は、パッチテストをしてください。(方法下記)

■植物油

植物油には、精製されたものと未精製のものがあります。精製されたものは、不純物が取り除かれ、その植物特有の香りや色が除去されていますが、反対に未精製のものは、栄養分が豊富に含まれ、スキンケアに対して有効的ですが、残留物(稀に不純物)が残りアレルギーが起こる可能性、独特な香りが残るなど、ハーブの香りをお楽しみいただくことが難しい場合があります。お子様や敏感肌の方、香りをしっかりと活かしお使いになりたい場合、初心者の方は、どちらかと言うと精製されているものをお薦めします。

簡単にお薦めオイルをご紹介します。

ホホバ油
砂漠に自生する灌木ホホバ(ツゲ科)の種子から採れる液状ワックス(ロウ)です。中心成分の化学構造が人間の皮脂によく似た成分のため、肌によく浸透し、さらっとした使用感なのにしっとりさせます。にきび、湿疹、脂性肌、乾燥肌と脂質を選ばず使え、髪のお手入れにも使用されます。酸化しにくいため、長期保存が可能。ほとんど無臭であることから、クリーム作りにも適しています。抗炎症作用のあるミスチリン酸を含有し、関節炎やリウマチなどのケアに有効です。ロウなので寒い季節は固まる事があります。

スイートアーモンド油
アロマトリートメントで最も使われているオイル。アーモンド(バラ科)の種子から採れ、肌を柔らかくする効果があり、肌の柔軟剤として化粧品にもよく用いられます。オレイン酸やリノール酸などの栄養分を豊富に含み、特に乾燥肌に最適です。肌触りがなめらかで、すべりがよく、トリートメントの際に深いリラックス感をもたらします。数あるキャリアオイルのなかでも作用がとてもマイルドで、敏感肌の方や赤ちゃんにも安心して使用できます。保存期間は開封後約2〜3ヶ月、ナッツアレルギーに注意。

マカダミアナッツ
マカダミアナッツ(ヤマモガシ科)の種子から採れるオイル。人間の皮脂に含まれ、加齢に伴い減少するバルミトレイン酸を高濃度に含むため、加齢肌や乾燥肌のトリートメントに適しています。皮膚への浸透力も高いことから「消えてなくなるオイル」とも表現されます。またこのオイルにはサンスクリーン効果もあるため、UVカットコスメにも広く利用されています。保存期間は開封後約2〜3ヶ月、ナッツアレルギーに注意。

イブニングプリムローズ
月見草オイル、このオイル最大の特徴は、肌に必須の脂肪酸「γリノレン酸」を豊富に含有していること。肌細胞の機能を正常化させ、潤い、張り、ツヤをもたらします。また女性ホルモンを調整する作用があるPMSの徴候であるイライラ、にきび、頭痛などの症状緩和が期待できますが、酸化しやすいオイルです。

 

■使い方

◆トリートメント(マッサージ)オイルとして、そのままお使いいただけます。

◆お肌の保護、保湿、炎症、外傷、火傷に1滴〜数滴、そのままお付けください。

◆軟膏やクリームに混ぜたり、手作り基材にもお使いいただけます。

◆食用のオイル(オリーブオイルなど)でお作りいただいた場合(フレッシュハーブの1/3程度のドライハーブ使用)、ハーブの香りがついた調味料としてお使いいただけます。ローズマリー、タイム、バジルなど。

 

■今回使用したハーブ

◆ヒース…アルブチンという成分が豊富に含まれ、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制・美白・美肌効果。

◆ラベンダー…不安や緊張、イライラなど神経の鎮静作用、抗菌、皮膚の炎症も鎮め組織の回復を助けます。

◆ローズヒップ…レモンの20〜40倍のビタミンCを含み「ビタミンの爆弾」と呼ばれています。

◆カモミールジャーマン…心身をリラックスさせる優れた鎮静作用、月経痛や冷え性など婦人科系のトラブル、皮膚の炎症にも。

◆ネトル…血液中にあるヘモグロビンに構造が似ているクロロフィルを豊富に含み、浄血や造血作用に優れます。浄血作用は血液をキレイにする作用で、アレルギーやアトピーなどの体質改善、お肌の湿疹やかぶれ、収斂などのスキンケアにも役立ちます。


▶パッチテストの方法
汗や入浴など外的要因により、反応が正しくみられない場合もありますので、注意して行ってください。
‘浴後に化粧水など少量を腕の内側のやわらかい部分に塗ります。
24〜48時間様子を見て、皮膚にかゆみや炎症などがでていないか確認します。
O咾飽枉錣なければ、フェイスラインなどに少量塗って、再度異常がでないか確認します。
パッチテストの途中に炎症などがでた場合は、すぐにパッチテストを中断し、大量のお湯または水で洗い流してください。皮膚にかゆみや炎症などがでた場合は、その精油を使った化粧品の使用はお控えください。

 

随時リクエスト開催中

お問い合わせ

 

◆注意点&免責事項◆
アロマセラピー、ハーブは医療ではありません。あくまでも補助的な手段だとお考えください。また、ここに掲載されている内容は、精油、ハーブの効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。当サイトで紹介している精油、ハーブの特徴、効果、仕様、アロマテラピー、ハーブの実践などによって生じた事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。